さわだ行政書士事務所のブログ 二足のわらじの奮闘日記

京都府亀岡市にある「さわだ書店」と「さわだ行政書士事務所」。書店をしながら行政書士も頑張っています。

その保険必要ですか?

生命保険の相談がありました。

その相談者さんが加入されていた生命保険の証書を見ていましたら、勧誘(商品の売り方)があまり褒められたものではありませんでした。

おそらく解約をされると思います。

 

ちなみに私は保険の販売はしておりません。

相談があれば保険の加入状況を見させていただいて、その人のライフスタイルに合っているのか検討し、その保険に潜むリスクをお伝えしてアドバイスを行っています。

大切なのは、どんなタイプの保険がその人に必要なのか、見抜くことです。

ですから、保険代理店の斡旋や特定の保険会社の商品を勧めたりもしません。

だって、保険のタイプさえ決まれば、保険会社に大差ありませんから。

 

ここ数年、街角やショッピングモールの目立つ場所にあって、複数の保険会社の商品を第三者の立場から見直しますよという店が乱立しましたよね。

同種の商品を販売しながら真の第三者の立場を貫くことは、物理的にありえません。

 

また、今、TVを見ているとCMで、さわやかなイメージだけで広告する生命保険大手がありますよね。

保険会社は善意であって、慈善事業のイメージがありませんか?

それは、保険会社のイメージ戦略の思惑通りになっています。

保険会社の外交員は、もちろん一部の方だと信じたいのですが、一般の方が保険の知識がないことを幸いに、売りたい商品を勧めてきます。

それ事態は悪いことではないかもしれませんが、売りたい商品=いい商品ではなく、会社が儲かる商品です。

それはつまり、消費者(被保険者)にとっては、必要以上のものだったり、本当に必要としたい時にあまり頼りにならなかったりします。

マッチングしていないんですよ。

そんな商品であることを分かっていながら、何ら抵抗感もなく売り続けて営業成績を伸ばす外交員もいれば、良心の呵責に耐え切れず、退職する者もいると聞きます。

保険は家の次に大きな買い物です。

生涯で支払う保険の総額を計算されると、よく分かります。

毎月2万円だとしても20歳~65歳までの45年間支払い続けると、1千万円を超えますから。

一番罪深いと思うケースは、若いうちは保険料は必要以上に手厚い保障にしておいて、万が一の時に支払われる保険金額は60歳を超えた時点で一気に下げる一方、5年更新とすることで毎月支払う保険料は大幅に引き上げ続け、65歳になった頃には、毎月約7万円も払うことになるような商品です。

その年齢では、保険を見直すことも難しくなっていますから、仕方なく高額な保険料を払うほかないのです。

しかも、特約となっている医療保険は最長でも80歳までとするような商品です。

高齢となり病気になったときには保険の更新もできずに無保険、死亡保険金もごくわずか、なんてことも有り得ます。

1千万円が水の泡です。

これを分かっていながら販売しているとしたら、仕事とはいえ、決して褒められたものではありません。

 

今日は抽象的なお話でしたが、保険がよく分からず迷ってらっしゃる方は、本当の意味で第三者であるアドバイザーに相談されるといいですよ。