さわだ行政書士事務所のブログ 二足のわらじの奮闘日記

京都府亀岡市にある「さわだ書店」と「さわだ行政書士事務所」。書店をしながら行政書士も頑張っています。

番地と地番

亀岡に法務局、なくなりましたよね。亀岡の場合は出張所でしたけど。

園部まで行かざるを得ないので、とっても不便です。

代わりに亀岡市役所の地下1階に、ATMみたいな自動発行機が設置されたんですが、1台しかないんですよ。

しかも、操作方法が、よく分からない。

WordやExcelみたいに「プレビュー」機能を持たせてくれないかな。

発行手数料収入が入らなくなるから、きっと無理でしょうね。

 

だからと言って、「何が出るかな、何が出るかな」状態は、あんまりにも酷です。

目的じゃない登記簿が出てきた時の、ハズレを引いたがっかり感たるや、半端ないですよ。

だって、登記事項全部証明書(登記簿謄本)なら、1通600円ですよ。

「あら、残念」じゃ、済みません。

「次こそは!」って、確立や統計で当てるもんじゃないですから。

 

何が原因なのか、それは、「ブルーマップ」が常備されてないから、「地番」が確認できないのです。

 

「ブルーマップ」って、

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じゃないですよ。どんどん集めちゃ、ダメですよ。ブルーマップは高いので。

 

「ブルーマップ」は住宅地図の一種なんですが、「地番」は青で、「番地」は黒で併記されています。

日本には「地番」と、番地で示される「住居表示」の2種類の住所の表記方法があります。

いわゆる郵便物等に記入するのは、「住居表示」です。

郵便物を宛てるのは「人」ですが、届ける先は住居である建物ですから。

よって、番地で示される「住居表示」は、建物が無い土地に割り当てられることはありません。

一方、土地は、「地の番号」つまり「地番」で区別されるのです。

一筆ごとに振り当てられています。

 

分かりやすく言えば、「地番」は公的な土地の表示を表し、「住居表示」は市街化にともない住居の場所を分かりやすくするための表示方法ということでしょうか。

現在では「〇番〇号」と言われる住居表示が一般的に使われるので、こっちが本来だと思いがちです。

 

私もこの仕事(行政書士)をする前のこと、ほとんど行ったこともない法務局で自分の家の登記簿を取得した際、全く知らない人の名前が載っていてビックリしました。

誰かに騙されて、家を乗っ取られた!と慌てたものですが、これも地番と住居表示が違っていたので起きたことでした。

我が家ではこの一件で、親子喧嘩の寸前までもめました。

もう、真っ青ですよ。大人げなく親子で責任のなすりあいですよ。

その時、初めて「ブルーマップ」の存在を知ったのです。

 

法務局の登記簿は「地番」で交付請求を行います。

地番と住居表示が一致しているか否かは、地域によって違います。

亀岡市は市街地ほど、表示が結構違います。

京都市は原則として、地番と住居表示が一致しているそうです(京都地方法務局の窓口の職員さん談)。

 

こんなに大事な「ブルーマップ」。

せめて亀岡市役所にも置いといて。法務局さん。